2018-10-16
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Greenchild/Valve Reaperブランド開始間も無いながらも、TSとKlonの2 in 1のK818、オリジナル設計のG777、
どちらもペダルマニアの間で非常に評判の高いGreenchildの第三弾が入荷!

本機”Valve Reaper”もオリジナル設計のオーバードライブですが、Klonを彷彿とさせる独特なコントロールの1台です。

このペダルにはGainのコントロールはありません。
ローゲインなオーバードライブとコンプレッション感のあるディストーションの割合をRATIOでブレンドするというのが本機の最大の肝。

Klonは原音MIXですが、本機は固定されたオーバードライブとディストーションの純粋なブレンドコントロールになっています。
少々特殊なコントロールですが、前作G777でも見受けられた、最小コントロールであらゆるサウンドを引き出すという開発意図を感じさせられる利き方になっています。

具体的なサウンドですが、まずRATIO最小のオーバードライブ音単体は非常にスピーディで分離感のあるクリスタルクリアなローゲインサウンド。
ただし、そっけない無味乾燥の質感ではなく、美味しい中域にほんのり艶が乗り、そして弾き応えのあるレスポンスをしっかり返して来てくれます。

この背景には電源回路が挙げられるかと思います。
本機も含むブランド全ての製品共通で両電源駆動で、一般的な内部昇圧ペダルにある固いテイストを感じさせずに、
ヘッドルームの高さとクイックな挙動を実現しています。

上記の飛び出しの良さとレンジの広さ、分解能に加えて音楽的な旨味が同居したサウンドで、正直このポイントだけでも十分に使えてしまいますし、現代のトレンドのローゲイン系の中で見ても優秀な1台です。

反対にRATIO最大のディストーションサウンドでは、上記のオーバードライブと歪み量だけでなく、粒立ちのキャラクターも異なり大振り。
そしてコンプレッション感も伴いますが、良いさじ加減で調整されたコンプ感で、
単音では厚みとサステインを感じ、コードでは響きの邪魔をしない、といった具合。

どちらの歪みも、ゲインが固定なだけあって、入念に調整された自信の仕上がりです。

そして、真骨頂が両者のブレンド。
それぞれ性質の異なる歪みが組み合わさり、有機的に絡み合います。
原音のブレンドと違い、歪んだ音が2種類組み合わさるので、倍音構成が豊かになり、このペダルにしか出せないサウンドです。
しかも稀にあるパラレル式の歪みペダルとも異なり、歪みセクションのブレンド後に2つが組み合わさった信号がTrebleコントロールを通りまとまることで、
別々に鳴っている違和感もなく、音楽的な一体感を獲得しています。
しかも、上記の特殊な両電源駆動により、余裕のヘッドルームでブレンドされるので音像が自然なのも本機ならではのメリット。
ですので、プレイヤーから見た使い勝手的には一般的なオーバードライブペダル。

個人的に、この技術力と発想力がこのブランドのアイデンティティな気がします。
技術力に任せて複雑なコントロールと多くのパラメーターを持つ機械を作るのではなく、
プレイヤー目線に立ってシンプルな操作性で多様なコントロールを可能にする、というのは楽器としての正統進化でしょう。

使い方としては、ドライブが欲しいかディストーションが欲しいか、使用用途に応じてどちらかの一端からスタートして、求めるフィーリングによって値を徐々に変えて行くのがオススメです。
ゲインの効き具合を調整して行くのと異なり、求める出音のイメージに向かって一直線に進めるので、結果にたどり着くまでが早いのに加えて、現場での微調整も簡単に行えます。

あえて触れないで来ましたが、ペダル好きならばこの外観にグッと来てしまうでしょう。
実際に見ると、BOSSやIbanezよりもサイズも大きく、ボード内での存在感はひとしお。
リレー式スイッチを用いていますが、トゥルーバイパス仕様です。

 

Greenchild第三弾はオリジナル筐体のヴァーサタイルオーバードライブ。今回もサウンド、操作性共に非常に狙い澄ました冴えた1台。

価格
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